2023年01月17日

ランボー超人Bの物語-18 お気楽ヒーローで行こう!@

Gネットによると、ヒグマの被害は冬眠明けの4〜5月と、冬眠準備の9〜10月に集中していると言うことだ
ってことは、少し待たないといけないってことだ
どっちみち荘田君の準備もあるだろうから、4月に入ってから出かければいいだろう、ってここまで調べて、もう行く気になってる俺
なんか、これでもうOKみたいな感じになっちゃったけど、それでも寝る前に、駒ちゃんに電話して、今日あったことを話しとこうかな、なんて思った。結局、2回かけても繋がらなかったんで、一応短いメールで<今度ヒグマ退治に行くよ>って打っといた

俺的には、なんかいろいろあった一日はこうして終わって、その週は荘田君も駒ちゃんも、何度かメール送ってもなにも連絡なくて…。そしたら日曜日の朝、珍しく荘田君から電話があって「ヒグマ、決まりです。明日、午前10時に第3会議室に来られます?」だって
その電話から1時間もしないうちに、駒ちゃんからも電話「今、部屋?近くまで来てるんで、行っていいかな?」だって
なんで、急に二人とも連絡して来たんだろって、ちょっと気になったけど、まあどっちも待ってた連絡だったんで、俺としては機嫌が良くなったわけ

駒ちゃんが来ると、部屋が俄然明るくなる。スーパーの袋に入った食料をてきぱき冷蔵庫に入れ、キッチンシンクに溜まってるコンビニ弁当容器を洗って、ぽんぽんプラスチックごみ袋に入れてく
「お昼、まだなんでしょ」とか言いながら、キャベツを刻んでベーコンを焼き、目玉焼きにした卵3個分を皿に載せ、フランスパンを持って来たぎざぎざ刃のナイフで切って、テーブルに並べ「食べよっ」って言う
もうこれだけで、俺の幸せ度は沸点を突破して、体が宙に浮きだす

バター風味のマーガリンを塗ったフランスパンを、俺の前に置くと、駒ちゃんも可愛い口でかりっと齧る
「あっ、忘れてた!」った途端、さっと立ち上がって、まず冷蔵庫開けて首振って、やかんに水入れて、ガスのスイッチ押して、お湯沸かし始めて「コーヒーあったよね」って言いながら、キッチンの戸棚探して、インスタントコーヒー見つける
俺は、ぼーっとそれを見るだけだった。いいよなぁ…って、心の中で幸せの粉、スプーンで混ぜてる気分

「でね、今度ヒグマ退治に行くんだよね。荘田君、Dになれるって、ご機嫌だったよ」「へぇ〜」
「殿倉さんも、今度GOGOGOにも出てもらいたいなぁ、とか言ってたよ」「そうなんだ」
「超法規対象って、勇太郎さんだけの特例なんですってね」「まあ、多分ほかにいないからだね」「ふ〜ん」
駒ちゃんは、少し心配なことがあったみたいだけど、結局、話題はほかに移って、そうしてお昼食べ終わってから、俺はその気になってたんだけど、駒ちゃんは「今日はパパの誕生日なの。で家に帰るの」って、帰ってった
posted by 熟年超人K at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 書き足しお気楽SF小説
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