2022年06月18日

ランボー超人Bの物語-13 本気で正義の味方やってみる@

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俺自身、せっかくスー○ーマンになったのに、別にハリウッド映画みたいな怪獣も、世界征服を狙ってる奴らも出て来ちゃくれないんで、正直、自分がどれだけやれるのか、確かめてみたい気があったんだよね

とにかく、ただ突っ走ったら、大体警察が出て来ることになっちゃうってのは、これまでに学習できてるんで
だから、警察に入っちゃうのは正解だったと思う。とりあえず、ここまでは上手くいってる

今度、テレビ局の力で、俺の助けを本当に待ってる人が出てきてくれたら、俺はスーパーヒーローらしくなれるんじゃないかな
それが、俺が超人になった理由なんだろ、って本気で考えてるんだ

数日後にあった企画打合せで、ザキさんが3件の『助けて超人ランボー』の候補案件を出してくれた

1つ目は、つい最近、地域で使っている工業用水、農業用水、生活用水を賄っている水源ダム(っていうのがあるらしい)の底が抜けて困っている件

2つ目は、いろいろな犯罪が多い大都会(東京、大阪、名古屋の繁華街)での、暴力団や半グレ、不法滞在外国人集団とかをどうにかして欲しい件

3つ目は、カラスとかハトが集まってるので、困っているから追っ払って欲しい、っていう件だった

それと、別格に外国で起きている戦争や、独裁者の横暴を止めてくれっていう案件もあったけど、それは国際問題になって、局の手に負えなくなるから取り上げませんって、ザキさんが念押しした

じゃあ、どれやるって皆の意見を出し合うことになったけど、1はただ大きい岩とか、コンクリートの塊を現場まで持ってって放り込む、ってだけじゃ済まなそうだし、関係の役所を廻るだけでも大変ってことで見送り

2は、ある意味一番俺に向いてるかなって思うけど、ワルの拠点を探して、俺がスーパーパワーで殴り込むって訳にはいかない(警察とのこともあるし)だろうな、ってなって見送り

なんだか、カラスが集まって困ってる件しか、やるのがないみたいな話になって来たんで、俺としてはそんなんのやりたくない、ってはっきり言ってやった

「そりゃ空も飛べるし、カラスなんか追っ払うのは簡単だけど、わざわざ俺がやらなくったっていいでしょ」
しかも、局スタッフの誰かなんて、カラスを追っ払うって言っても、区役所や市役所の許可が必要だって言うんだから、話にならないじゃん

「やっぱり、俺は俺らしく、俺が思った通りの正義の味方させてもらいます。そう言う意味じゃあ、2個目の奴だけど、別にテレビのためにやるんじゃないから、勝手にやらせてもらいます」って、言うだけ言って、俺は部屋を出ちゃった(慌ててザキさんが追って来たのは分かってたけど)

なんか怒れちゃったんで、ぷんすかしながら屋上に上って、そっから空飛んで帰っちった
マンションに戻って、ビール飲んでるとメールの着信音がしたんで見てみると、駒ちゃんから“今日はごめんね 局の上の方はがっかりしてたけど わたしはあれでいいと思うよ”…だって。元気復活した

それで、勢いが出て、別に酔っ払い運転って訳でもないから、夜の街にワル征伐に出かけることにした
じゃ〜ん。さあ、どうなるかな!?
posted by 熟年超人K at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 書き足しお気楽SF小説
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